動物の種類から選ぶ

  • 目がしょぼしょぼしている

    犬や猫が目をしょぼつかせていたり、半開きにしていたりすることは

    よくあることです。普通は涙もたくさん出ていることが多いです。
    これは目に痛みがあるサインですから見逃さないようにしましょう。

    大人しい子なら、先ず目の中に植物のかけらや砂等の異物がないかどうかをよく観察してみましょう。

    可能ならまぶたを少し反転させて裏側も観察してみて下さい。
    もし、異物が見つかったら、ホウ酸水(水道の水でも少量ならOK)を多めに点眼して異物を洗い流すよう

    にしてみます。除去できればよいですが、とれない時は動物病院にかかるようにしましょう。
    単純にウイルスや細菌による結膜炎の場合もあります。

    眼が部分的に青白く濁っていたり、瞳(黒目の部分)が片方の目とくらべて小さくなっていたり(逆にと

    ても大きくなっていたり)、白眼が充血していたり、と 眼球自体に異常が見られる場合にはなるべく早く

    獣医の診察を受けるようにしてください。角膜(目の表面の透明な部分)や眼球内部の異常があるかもし

    れませ ん。その場合は治療をなるべく早くはじめる必要があります。

    異物もなく目自体もきれいにみえるのに、いつも目をしょぼしょぼさせて涙がたくさん出ている子もいます。

    そのような犬猫のまぶたをよくみると、多くの場合、逆さまつげが生えています。心当たりのある方は一度診察を受けるといいでしょう。

    目がおかしい場合はあまり様子を見ないようにして、早めに診察を受けるようにして下さい。

  • 涙目、結膜炎

    結膜炎では上と下のまぶたの内側が赤く充血したり、ぶよぶよと腫れてきたります。 ねこさんは涙目になり、目を充分に開けることができず、半開きになったりします。 前足で顔を洗う仕種を何度も繰り返す場合もあります。

     

    原因としましては

    ・「ヘルペスウイルス」による猫のかぜにともなっておこる場合

    ・「クラミジア」という病原体が感染しておこる場合

    ・その他のばい菌の感染

    ・目をついたとかこすったなどの傷による場合

    などが一般的です。

     

    特にヘルペスやクラミジアは猫に多く、発熱を伴う場合もよくあります。 ヘルペスの結膜炎は慢性化しやすく、一度よくなったようにみえても猫さんの 免疫力が落ちた時に再発することがしばしばです。子猫の時にヘルペスウイルスによるひどいかぜを 患った場合などはその後ずっと慢性的な結膜炎が続くこともあります。

    治療には抗ウイルス薬やテトラサイクリンと呼ばれる抗生物質の点眼、インターフェロンの注射などいくつかの お薬を組み合わせて使用します。またヘルペス感染の予防にはワクチンがありますので接種してあげるとよいです。

    ねこさんの目がうるうるしている時は早めに診察をうけるようにしてくださいね。

  • 真菌(かび)による皮膚病

    すこし涼しくなってくると細菌性皮膚炎は減ってきます。
    かわって増えてくるのが、かびによる皮膚病です。
    かゆみはそれほど強くないですが、ふけや赤みを伴って円形に毛が抜けてきます。頭部、手足、体幹などいろいろなところにできます。
    脱毛は徐々に周辺に広がって、来院される時には直径2~3cmになっていることが多いです。

    一度発症すると治療に時間がかかります。抗生物質には反応しません。抗真菌薬を処方するのですが投薬しても治癒するまでに5~6週間はかかります。原因となる病原体は皮膚糸状菌といいます。

    人間にも移りますので手洗いは励行して下さい。

    疑わしい皮膚病を愛犬や愛猫にみつけたら早めに動物病院で診察を受けるようにしましょう。

     

  • 猫の爪とり

    猫さんを飼う上で、飼い主の頭を悩ませる事のひとつに 爪とぎ があります。
    買ったばかりのテーブルやソファーなど容赦なくがりがりと。。。壁紙やふすま、ドアの横なんかも。。
    それでも爪をとるのは可愛そうなので猫好きのみなさんは、ひたすら辛抱辛抱。。

    獣医として強くは勧められませんが、家じゅうの被害があまりに大きいときには爪とりの手術も検討してみてください。手術費用は70000円(税抜き)前後ですが、猫の性格や入院日数により変わりますので、お電話にてお問い合わせください。翌日お返しでもよいのですが数日間の入院を勧めます。手術は猫の前足の爪を、指の一番先の関節ごと切除します。手術の後は包帯で5-7日ほど、保護します。手術よりもそのあとの術後管理に気をつかいます。猫さんは手術個所の違和感と包帯の違和感で腕を小刻みに振り回しますので、しばらくしてからまた出血してきたり包帯が取れたりすることもあります。手術後数日間お預かりしたほうがよいのにはそういった理由があります。現在は抜糸の必要がない糸で縫合しています。手術後しばらくは足をかばったりしますが自然に治まります。過去にこの手術をうけて、足を悪くした猫さんは今のところおりません。

    写真は手術後11日目、抜糸のときのものです。この子も元気にしています。

    ご検討される方は診察室でもっと詳しいお話をいたします。猫さんの性格によっては手術後の管理が極めて難しい子もいますので、そのような点も含めてお話させて頂ければと思います。

  • 地域猫さんの不妊、去勢、ワクチン

    地域ののらねこさんを守るため、日々活動しておられるボランティアの方々、いつもありがとうございます。

    さて、捕獲後の不妊、去勢手術、ワクチン等の処置は、費用の点で何かと大変かと思います。当院では、通常の半額から1/3程度の料金で処置を行います。野良さんなのでつかまらないと処置できませんから、特に予約は必要ありません。

    詳しくは診察時間内にお電話でお問い合わせください。

  • 歯について

    ウサギの歯は一生の間ずっと伸び続けます。
    適切な食事を与え、上手に歯を使わせないと 噛み合わせが狂って上下の奥歯が片寄って伸びてしまいます。普通、下の奥歯は内側(舌のある方向)に尖ってのびてしまうので 食事の時、歯が舌の付け根や横に当たるようになります。

    このような状態になるとウサギは痛くてあまり食べなくなります。
    また、よだれも出るようになります。 食べなくなることで胃腸の調子も悪くなってしまいます。

    ウサギの食事は牧草を主食にし、ペレットや生野菜を少量与えるように しましょう。牧草は奥歯ですりつぶしながら食べなければならないので 歯や胃腸の健康維持のためにとてもよいはたらきをします。

    また、金網ゲージを異常にかじるうさぎさんがいますが、これも 歯の片磨耗につながります。大きめの水槽や衣装ケースなどのかじれない入れ物を考慮するべきでしょう。

    ウサギさんの食欲が極端に落ちたら診察を受けるようにしてください。
    また柔らかいものしか食べなくなった、というのも要注意です。

    治療は麻酔をかけて歯を一部削ります。一度噛み合わせが狂うと定期的に歯を削らないといけない場合が殆どです。
    日頃から食事には十分配慮しましょう。