ペットの病気と健康について | 愛知県愛知郡東郷町にあるとうごう動物病院/犬・猫・ハムスター・フェレット・ウサギなどの病気の治療、ワクチン、フィラリア、マイクロチップ

ペットの病気と健康について

最近たくさん水を飲む

一般的に飲水量が増えている場合は動物にとってあまりよいことはありません。

最近よく水を飲んでいる姿を見かけるようなら、24時間でどのくらい飲んでいるのか

客観的に測定してみましょう。

 

 

方法は簡単です。
1. 24時間で飲みきれないような水(10kgの犬なら2リットルくらい)をおいておく。 置いておく水の量はしっかり量っておいてください。
2. 他の場所では水を飲めないようにしておき、24時間待ちます。
(例:朝8時から翌 朝8時まで)
3. 残った水の量を量って、初めに置いておいた水の量から引き算します。そうする とその子が24時間で飲んだ水の量がわかります。

 

例えば10kgの犬に対して、朝8時に2リットル水を用意したとします。 次の日の朝8時に1.4リットル残っていたとすると、その犬は24時間で600mlの水を飲 んだことになりますね。その場合、体重1kgあたりの飲水は60mlになります。

普通、体重1kg当たり100ml以上の水を飲む場合は身体に何か異常がおこっています。 また60ml以上100ml未満なら、病気の可能性があります。このような場合は、動物病 院で診察を受けた方がよいでしょう。 どのような病気が考えられるか、以下に挙げてみました。参考にしてください。

 

猫の場合、
 腎臓病(お年寄りの猫では一番多いです)
 糖尿病(以外と多いです)
 肝臓疾患
 内分泌疾患(甲状腺、副腎などホルモンの病気)
 その他、身体のどこかに炎症が存在(怪我など)

 

犬の場合
 内分泌疾患
  副腎
  甲状腺
  副甲状腺
  膵臓(糖尿病)
  脳下垂体
  子宮蓄膿症(子宮に膿が溜まる病気)
  肝臓疾患
  腎臓病
  心理的要因
  薬を飲んでいる
  その他身体のどこかに炎症が存在(怪我、歯肉炎、関節炎、皮膚炎、外耳炎など)

 

水を飲む量は簡単にチェックできる検査項目です。いつも充分注意してあげましょ う。ちなみに、人間にもあてはまります。

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