とうごう動物病院 愛知県愛知郡東郷町御岳2-3-10 TEL&FAX:0561-39-3966
当院で取り扱う犬の伝染病ワクチンは5種、6種、7種、9種の混合ワクチンです。
子犬の場合、ワクチンは生後7週か8週目に1回目、その後3週間から4週間の間隔で2回目、3回目を接種します。最後のワクチン接種日が生後100日過ぎになるように接種するのが理想的です。お散歩やトリミングに行くのは最後のワクチン接種後、2週間程経過してからにしましょう。それまでは犬の多くいる場所への外出はできるだけ控えましょう(動物病院もしかり)。 大人の犬は原則として1年に1回追加接種しましょう。
致死率の高い犬の代表的な伝染病は、ジステンパーとパルボウイルス感染症です。この二つの伝染病はどのワクチンを接種しても予防できます。以下にワクチンで予防できる病気につて簡単にご説明いたします。 ジステンパー : はじめは、くしゃみ、眼やに、鼻水、せき、下痢など、風邪に似た症状が長く続き、その後、神経症状(震えやけいれん)がでてくる恐ろしい病気です。致死率も非常に高いです。5種〜9種、いずれのワクチンでも予防できます。 パルボウイルス感染症 : 激しい嘔吐と血便が主な症状です。食べることができないので、体力のない小型犬の小犬にとっては致死率の高い、怖い病気です。5種〜9種、いずれのワクチンでも予防できます。 パラインフルエンザ : 平たく言えば犬の風邪です。咳、鼻水、発熱などの呼吸器症状を伴います。5種〜9種、いずれのワクチンでも予防できます。 アデノウイルス2型 : やはり犬の風邪の類で、乾いた咳がしばらく続きます。5種〜9種、いずれのワクチンでも予防できます。 伝染性肝炎 : 症状の程度には差がありますが、元気食欲がなくなり、高熱や嘔吐、下痢を主症状とします。病気の回復期に目が白く濁る独特の症状を呈する場合があります。5種〜9種、いずれのワクチンでも予防できます。 コロナウイルス感染症 : 犬の胃腸風邪です。嘔吐や下痢が主な症状ですが、この病気単独で命を落とすようなことはまずありません。6種と9種のワクチンで予防できます。 レプトスピラ病 : 腎炎や肝炎をおこす怖い病気です。この病気は人にも感染します。嘔吐、高熱、黄疸、血便、筋肉痛などの症状をあらわします。7種のワクチンと9種のワクチンで予防できます(レプトスピラ病には多くの型があります。7種ではそのうちの代表的な二つの型を、9種では三つの型を予防できます)。 必要に応じてワクチンを選択してください。 屋外飼育の場合や散歩好きの犬は7種か9種、室内飼育であまり外出しない犬は5種、6種でよいでしょう。 当院の犬ワクチンの価格帯はおよそ5000から7000円です。
犬 めす犬の避妊手術 : 卵巣と子宮を切除する手術です。実施する場合は生後5−8か月くらいで行うのがよいでしょう。以下に避妊手術を実施した場合のメリットとでデメリットを挙げておきます。 メリットといたしましては、 1. 将来の子宮や卵巣の病気を完全に防ぐことができる 2. 乳腺腫瘍を予防できる 3. 発情がなくなるのでわずらわしい出血に悩まされなくて済む 4. 予期せぬ妊娠を防ぐことができる 5. しつけを入れやすいなど 乳腺腫瘍の発生を予防する目的で手術する場合は少なくとも3回目の発情が来る前に手術をしましょう。 デメリットは 1. 健康体に施す手術であり手術や麻酔のリスクを負う 2. かなり太りやすくなる 3 まれに性ホルモン関連性の尿失禁や脱毛がおこる 4. 毛の質がかわることがある(ミニチュアダックスは特に) 5. お金がかかる 手術をしない場合、乳腺の腫瘍や子宮蓄膿症にかかりやすくなったり、毎回発情がきて大変だったりしますが、それが犬としては自然なことでもあります。病気になってからでも十分治療は可能です。オーナー自身がよく考えて手術をするかどうか決めるようにしましょう。 オス犬の去勢手術 : 生後半年から1年くらいの間に行うのが一般的です。睾丸を取ります。めす犬の卵巣子宮摘出手術に比べると、開腹手術をしない分、リスクは少なくなります。手術をすることで 1. オス犬の攻撃性や不適切な性行動をかなり抑えることができる 2. マーキングをしなくなる(完全になくなるわけではないです) 3. 前立腺疾患やおしりのヘルニア、肛門周囲の腫瘍などをほぼ予防することができる などの良いことがございます。 よくないこととしましては先に犬の避妊手術のところでも述べましたが、手術や麻酔のリスクを負うこと、太りやすくなること、おかねがかかること等です。また、手術をしない場合は、 1. マーキング行動 2. マウンティングなど不適切な性関連行動(のっかかって腰を振る) 3. 気性が荒い傾向(個体差大きい) 4. 前立腺疾患や肛門周囲の腫瘍のリスク増大 などの問題を抱えることになります。 猫 めす猫の避妊手術 : これは必ずしたほうが良いでしょう。なぜかと言いますと、雌猫に発情がきますと、とても激しく鳴くからです。しかも昼夜問わず1月から5月頃まで長期間断続的にです。これには飼い主が普通耐えられない。犬と同様、卵巣と子宮を切除しますので、術後発情がくることはなくなります。実施する時期は生後6か月から10か月くらいが一般的でしょうか。避妊手術の一番の目的はこの耐えがたい発情行動をなくすことと、不適切な妊娠を避けることにあります。 オス猫の去勢手術 : これも必ずしたほうが良いでしょう。オスの猫は性成熟に達すると、ほぼ確実にマーキング行動の一環として少量のおしっこ(しかも相当臭い!)を頻繁に部屋の柱や壁にかけてまわります。屋外で他の猫の気配がしたり、窓から他の猫の姿を見たり、鳴き声がしたり、これらのことがきっかけとなってマーキング行動が始まるようです。通常、去勢手術をすることでとマーキングをほぼ確実に抑えることができます。実施時期は猫の避妊手術と同様、6−10か月頃がよいでしょう。手術をしないと本当に部屋か臭くなります。ホントです。